不妊症のケアを後半に載せています。ご主人と一緒にぜひ!
私はテレビや雑誌で不妊症のコメントを求められたとき、人工的な妊娠操作をする前に、ぜひ東洋医学、鍼灸の治療を試して欲しいとお話してきました。
しかし、現実は最後の最後に鍼灸に望みをたくしていらっしゃいます。体外受精や人工授精後のからだと心は自覚以上にダメージがあり、これを快復させるだけでもかなりの時間を要してしまいます。
そんな悪条件でもなんとか妊娠に結びつくことが多くありますから、鍼灸ってすごいなあと正直感心してしまいます。
居心地の悪い場所に赤ちゃんが住み着いてくれるはずがありません。 あなたの体を赤ちゃんにとって住み心地の良い環境に変えることが大事。
赤ちゃんが住み着く準備を整えてあげてください。これは人工授精、体外受精にも言えることです。
赤ちゃんの出来にくい方の多くはそのことだけにこだわりがちですが、 私の 治療の焦点は不妊症という病名ではなく、赤ちゃんができにくい体質です。赤ちゃんの住みにくい環境です。
私の不妊治療は、
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十月十日、赤ちゃんが過ごしやすいお腹
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妊娠中も健康で自然に分娩できる体
・子供を育てる体力がある体
になるように治療をします。
妊娠しても流産してしまっては大きな精神的ダメージを受け、今後に影響します。
妊娠中の心と身体の不安定は母体だけでなく胎児に大きな影響を与えるといいます。
お産が重く、母体や赤ちゃんに負担がかかることも後々心身に影響を及ぼします。
帝王切開は赤ちゃんにとって、交通事故にあったくらいの精神的ショックを与える
と聞いたことがあります…また、お産後の体の戻りが悪くては赤ちゃんも健やかに育つことができません。上記の3つの事項はとても重要です。
他の疾患で治療に来ていた方が、体を治療していくうちに妊娠したというのは鍼灸治療ではよく経験することです。
それでは体作りを頑張りましょう。 女性の体の調和を乱すもの、それは冷えです。ホルモン、卵管、排卵、基礎体温etc.婦人科で言われたことが何であれ、 赤ちゃんのできにくい理由は「冷え」(循環障害)です。 冷えの治療は温めることです。東洋医学って単純でしょう。 でもその前に。
冷たい飲み物やサラダ、夏の冷房、素足にミュール、きつい下着、ヘソ出しファッション、ストレスやイライラも冷えの原因。甘いものの取り過ぎも血行を悪くします(=冷え)。せっかく温めても冷やしてしまっては意味がありません。 これが原因で不妊症治療にた大金をかけるなんてバカバカしいですよ。 冷え治療に使うのはヒネショウガと温灸用モグサです。ショウガは八百屋さんで購入してください。温灸用モグサ選びはコツがあります。普通の温灸用を使うと煙が臭くて(特に中国製)服や部屋に臭いがついたりしてちょっと勘弁ということになります。
用意するもの
温灸用モグサヒネショウガを6〜8ミリにスライスしたもの4枚
灰皿(少量の水を入れておく) ライター
うつ伏せになり、次りょう穴にスライスしたショウガをのせ、適当な大きさに丸めたモグサをのせます。点火してじんわり温かくなるまで続け、熱くなったらいったん外しましょう。モグサが燃えきったら、灰だけを灰皿に棄て、新しいモグサでくり返えします。次りょう穴が程よくあたたまるまで続けてください。腹部が冷えている人もこれで温まりますが、まだ冷えが残っていたら、臍の上下左右にも同じ要領でおこないます。この場合に目標とするツボは中カン、天枢、関元がいいでしょう。
- ご夫婦で互いにお灸をすることを推奨します。お灸は時間の余裕を持っておこなって下さい。リラックスが効果を倍増させます。皮膚がかぶれやすい人はおしぼり、清浄綿などで拭き取って下さい。男性不妊にも同じ場所で効果があります。また元気な精子を作ります。
- お灸は定期的におこないましょう。末永く続けることが大事です。週に2〜3回が理想です。お灸はお腹に赤ちゃんができてからも安産のために続けてください。(三陰交の灸も併用することいいでしょう。)
温灸が終わったら、消火を確認して廃棄して下さい。
赤ちゃんが住み心地の良い環境とは…
簡単に考えましょう。
あなただったらどんな環境の部屋に住みますか?
日当たりの良い温かい部屋 広い部屋 静かな部屋 変な隣人がいない部屋
だいたいこんなところでしょう。
日当たりの良い温かい部屋=栄養状態の良いお腹(冷えていない 血行が良い)
広い部屋=ダイエットなどをしていない、きつい下着で締め付けていないお腹
静かな部屋=情緒が安定している(お腹の副交感神経ネットワーク)子宮の異常がない 変な隣人がいない部屋=腫瘍等がない
どうでしょう、あなたはお腹の環境に自身ありますか?
温灸であっても火を使う以上は不慮の事故により、火傷の可能性があります。
お灸の良さをご理解いただいた上で、自己責任でおこなってください。
また、自分以外の人にお灸を施す場合は、上記のリスクを説明し、合意の上でおこなってください。



